東洋医学では体の基本となすものを「気」と「血」であるとしています。
「気」は目に見えないエネルギーのこと(ドラゴンボールでもお馴染みのアレです)、「血」は血液、血流ばかりではなく、体内の水分、体液のこと全てを表しています。
この気と血を合わせて「気血」と呼びます。
気血が体の中をスムーズに流れることで健康な状態を維持できるのであり、勃起もしやすくなります。
しかし、体内の気血は停滞しがちです。
そんな停滞しがちな気血の流れを改善し、体力・気力をアップさせるツボが「命門(めいもん)」です。

場所
おへその真裏の背中にあります。
肋骨の一番下あたりと同じ高さで、背骨と背骨の突起した骨の下あたりに位置します。

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押し方
背中にあるので誰かに揉んでもらうのが一番良いでしょう。
自分で押す場合は、背中に両手を回し、突起した骨の間に中指を重ねて30回~40回程度押します。
両方の手が届かない場合は、片手でも大丈夫です。
針やお灸、カイロをあてるだけでも効果があります。

この「命門(めいもん)」というツボは非常に重要なツボで、命に力を授ける「生命の門」という意味があります。
命門には先にも述べた通り、体内エネルギーである「気」と血流などの「血」を司る「気血」を整える働きがあります。

精力減退時にこの命門を押すことで、精力回復が図れるだけでなく、体力が低下した時、疲れ気味だなーと感じた時に押すのも効果的です。

その他にも腰痛や冷え性、下痢、などにも効きます。
女性にも効果的なツボで、婦人科系の病気(生理不順など)にも効くそうです。
カップルであればお互いに押し合いっこするのもありですね。

命門も効くんですが、私は下の方法で増大に成功しています。

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命門が活性化させる気血とは?

東洋医学の基本思想の一つに「気血思想」、「気血論」と呼ばれるものがあります。
両方とも考え方は似ており、「気」と「血」の体内の循環が健康な体を作っている
、というものです。

●「気」のことをもう少し詳しく説明すると、天気や大気といった自然界に存在する「気(エネルギー)」から生まれた言葉で「目に見えないものエネルギー」を表現しています。
●「血」は逆に「目に見えるエネルギー」のことで、血液、血流だけでなく、体液全般を指して呼んでいます。

健康な状態は「気」と「血」のバランスが良く、体内を循環しているのですが、病気の時や精神を病んでいる時は「気血」の循環が悪くなりがちです。
また、不規則な生活習慣によっても、気血は渋滞・停滞したりします。
「気」と「血」は相互作用があり、気の異常により血が病的になったり、血の異常により気を乱したりします。

気と血である「気血」を正常に保つことが、体力・精力を維持することに繋がり、「気血」の循環を良くすれば、勃起力も上がっていくという訳です。

疲れなどから勃起力が落ちている方は命門を押してみましょう。